バス釣りの根掛かり対処法&ルアーキャッチャーの使い方

どんなにバス釣りが上手い人でも根掛かりはします。
しかし初心者の方と慣れている方とでは、根掛かりをする確率も回収できる確率も格段に違います。

「なぜ根掛かりをするのか?」
「根掛かりしたときどのようにしたら回収できるのか?」
「根掛かりしにくいテクニックとは?」

といった根掛かりに関する知識や回収テクニックをご紹介します。
大事なルアーやワームをロストしないために、
少しでもお財布に優しいバス釣りをするために、根掛かり対策は万全にしておくことをおすすめします。

Contents

どこに(何に)根掛かるのか?

出典:“楽山快川釣食”欲張りおとこ宿

 

バス釣りをする場所といったら川、ダム、湖、野池などですが、ボトムにはさまざまな障害物があります。ゴミ(空き缶など)、石や岩、水草や根・・・
これらは全て根掛かりの原因となります。
しかしバスはそのような障害物が多い場所を好むので、スレてしまっているポイントなどは攻めざるを得ないので必然的に根掛かりは多くなってしまいます。

根掛かりしやすいルアーやリグ

  • バイブレーション
  • ダウンショット
  • ジグヘッド

などボトムを攻める系のルアーやリグはやはり根掛かりしやすいです。

根掛かりしにくいルアーやリグ

  • トップウォーター系
  • ガードの付いているフック
  • スピナーベイト

トップを攻めるルアーはほぼ根掛かりしませんが、根掛かり軽減の対策が施されているフックやスピナーベイトなど障害物回避能力の高いルアー使用すると根掛かりしにくくなります。

根掛かりしたときに絶対やってはいけないこと

強く引っ張る

根がかってしまったときに絶対やってはいけないことは「強く引っ張ること」
慣れていないと外そうとして無理に引っ張ってしまいがちですがこれは厳禁です。
障害物により深くフックが刺さってしまい、回収はますます困難になります。

ハサミでラインで切る

これも根掛かったルアーからハサミで切った所までのラインが水中に残ってしまうので絶対にやってはいけません。
残されたラインは魚や鳥、他の釣り人などに様々な弊害がでます。
みんなが気持ちよく釣りをするためにラインをカットするのは絶対にやめましょう。

根掛かりを外す方法

角度を変えて軽く引いてみる

根がかった時の位置から横移動(できるなら180°真逆の場所がベスト)して軽く引っ張ってみます。
角度を変えることで引っかかっている障害物との接点にかかる力が変わってくるので外れやすくなります。
軽い根掛かりの場合はかなり高確率で回収できます。

竿を振る

根がかったな!と思ったらまずラインを張らずにたるませます。
そして竿を軽くシェイクして、振動だけがルアーに届くように揺らします。
軽い根掛かりならこれで外れてくれる場合があります。

強い反動を利用して外す

これはもうガッツリ食い込んでしまっているときに試す価値アリの方法です。

  1. まずラインを人差し指でつまみます
  2. ベールを起こす(スピニングの場合)
  3. ドラグを手で抑えます(ラインが出て行かない様に)
  4. 竿をしならせラインにテンションを張ります
  5. 人差し指をパッと離す
  6. 竿を上にふわっと持ち上げる

ラインが急に緩んだ反動で外す方法です。僕自身もこれで何回も助けられています。諦めず何回もチャレンジしているとそのうちポロっと取れてくれることがあるのでぜひ試してみてください。

まっすぐ引っ張る

これはもうロスト覚悟で最後にやる方法です。
ルアーとラインとロッドを一直線にして外れるまでにゆっくり後ろに下がりながら引き続けます。
このまま引っ張っていくとリールかなり負担がかかり故障の原因となるので、何かにラインを巻き付けてリールに負担がかからないようにして引っ張るのがおすすめです。
運が良ければ外れたり、フックが伸びて回収できますがたいがい、ルアーの結びめでラインが切れてロストすることが多いです。

根掛かりした時に絶対持っておきたい「ルアーキャッチャー」

ルアーの回収率を一番あげてくれるのがこの根掛かり回収機「ルアーキャッチャー」。
ダイワから出ているもので2,000円ちょっとくらいで購入できます。
ルアーの回収率はかなり高く何度もルアーが帰ってきました。
ルアーが取れるまで根気よくやっていれば初心者の方でも取れます。
ルアーキャッチャーの使い方と実際に回収している動画がコチラ!
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すぐにできる根がかり対処法

着水後すぐにアクション

着水後(ボトムについた瞬間)すぐにロッドをシャクリ上げる(ルアーをボトムから離す)ことにより根掛かりをするリスクを最小限にします。
ボトムをズル引きしていてはほぼ確実に根掛かりします。ボトム滞在時間を最小にすることにより根掛かりしにくくします。

ラインを太くする

太いラインを使うことにより、根がかったときに引っ張ってフックを伸ばして回収できる確率をあげます。
細いラインを使っているとルアーとの結び目や擦れてできていたラインの傷の所から切れてしまう可能性が高いです。

トリプルフックをダブルフックに変更

ダブルフックに変更することによりトリプルフックではボトム側を向いていたフックが無くなり、根掛かりがかなり軽減されます。
バイブレーションを使うときには結構使われているテクニックの一つです。

バーブレス

フックの「返し」の部分が無いフックを使用します。
深く根がかってしまったとき「返し」が効いていて外れないことも多々あります。
バーブレスを使用していればそれだけ外れる可能性も高くなるのでルアーの回収率もあがります。
難点はフッキングしたバスをばらしてしまう可能性もその分あがってしまうというところです。

まとめ

バス釣りをしていると根掛かりは絶対つきものです。
残念ですが根掛かりがなくなることはきっと永久にないでしょう。
それでも大切なルアーやせっかく作った仕掛けをなくすのは惜しいので、少しでも回収率をあげてお財布とメンタルに優しいバス釣りをしていきたいですね。

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