今回は「ブラックバスの最初の1匹の釣り方」ということで、おそらく一番簡単であろう釣り方をご紹介します。この方法は、まだバスを釣ったことがなかった僕がバス釣りの師匠に習い、初めてブラックバスを釣った時と同じ方法です。ですので、バス釣りの「知識や経験がほとんどない方」や「まだブラックバスを釣ったことがない方」にはオススメの釣り方になります。
Contents
バス釣りとは・・・
ブラックバスを対象に、ワームやハードルアーといった「疑似餌」を使い釣りを楽しむ事。スポーツのカテゴリーに分類されるほど、釣り方には様々な方法がありゲーム性が非常に高く人気がある。釣ることが目的の場合がほとんどですが、元々食用として輸入されてきたため、調理して食べることも可能です。
※要確認事項
日本はバス釣りは禁止されていませんが、運搬(生きたまま公道を運ぶ)は法律で禁止されていますし、リリース(再放流)は各都道府県の条例・漁業調整規則等で禁止をしている県がありますので、法律や規則に従って楽しくバス釣りを行いましょう。
キャッチ&リリース禁止の県の確認(日本釣振興会)
ブラックバスの紹介
ブラックバスを釣るためにはブラックバスの事を知らなければいけません。知っているのと知らないのでは狙うポイントや時間帯や釣り方が変わり、今後の釣果に差が出てくると思いますので、少しでも知っておくことをおススメします。
ブラックバスの詳しい生態についてはコチラ
バス釣りに必要な道具
本当に最低限なのは、竿(ロッド)、リール、ルアー(疑似餌)です。
これだけあれば釣れます笑
とりあえず最初はオールラウンドなこんな感じがオススメです。
出典:つり具のブンブン
- 竿(ロッド)=スピニングロッド
- 長さ=6~7ft
- 固さ=ミディアム~ライト
- リール=スピニングリール
- 2000~2500番
- 糸(ライン)の太さ=6~8lb
- 糸(ライン)の種類=ナイロンライン
バス釣りの道具の詳しい説明はコチラ
仕掛け(ワームの付け方)
上記写真の様に、マスバリにワームを付けて釣ります。(釣り方に関しては後ほど詳しくご説明します。)おそらくこれが一番簡単でかなり釣れる釣り方だと思います。糸の先に針を付けて、それにワームを刺して終わりです。ちなみに僕たちがメインで使っているワームはジャッカルのフリックシェイクというワームです。これはメチャクチャ釣れます笑。
詳しいワームの付け方はコチラをご覧ください。
狙う場所を絞ろう
ブラックバスは野池、川、ダムといった淡水(海水じゃない水場)に生息しています。
まずはブラックバスがいるその場所にいかなくてはいけません。
あらかじめ釣れている所を調べてから行くことをオススメします。
キャストするべき場所
実はブラックバスが居付く場所というのは大体決まっています。
身を隠せる場所、身を寄せる場所、暑い時は涼しい場所、餌が多い場所など状況により居そうな場所を予想することができます。
人工物では・・・
- 桟橋や橋脚
- 野池などによくあるドレイン用の階段
- ダムなどのコンクリートで固められている地帯
- 水中に落ちている自転車などのゴミの周り
自然では・・・
- 木が覆いかぶさっている場所の下
- 水が流れ込んでいる所
- 立木の周り
- 水草の周り
などです。こういった場所には比較的ブラックバスが居る確率が高いので、積極的にワームを打ち込んでいきましょう。
ブラックバスの釣り方
マスバリにワームを取り付け、狙う場所を決めたらいよいよキャスティングです。
今回は簡単な釣り方を3パターンご紹介します。
フリーフォール
ワームをキャスティングしたら、ワームの重さで自然に底まで落としていきます。
水の抵抗を受け、ワームがウネウネと動きながら落ちていきます。
その時にワームが出す波動がバスを引き寄せて口を使わせます。
着底したら巻き取ってまたキャスティングを繰り返していきます。
ワームの種類によって出す波動が全然違うのでいろいろ試してみるのも楽しいと思います。
ボトム放置
フリーフォールなどでワームを着底させたら後はバスが喰ってくるまでひたすら放置します。
そのままズルズルと底を引いてくる「ズル引き」もバスには大変効果的なアピールになりますが、かなりの確率で根掛かりしますので、やるときは十分注意が必要です。
ボトムバンピング
出典:ダイワ
ボトム放置と同じくワームをまず着底させます。
ラインのテンションを適度に張り、ピョンピョンと底をはねている様にロッドを小刻みに動かします。
アピール力が非常に高いので、食い渋っているバスに捕食スイッチを入れさせるのにも有効なテクニックです。
以上3パターンに分けてご紹介しましたが、慣れてきたらこれを一連の流れで行うとより効果的です。
- フリーフォールで着底させてしばらく放置する。
- 反応がなければ少しロッドを動かし、ワームに動きを付けてみる。
- 回収して再びキャスト・・・という感じです。
実際僕が最初の一匹を釣ったときは、フリーフォール中にバスが喰ってきてロッドがグーンと曲がりました笑
ぜひお試しください。
フッキングの仕方
出典:偏光サングラスのいろは
バスが喰ってきたら次はいよいよフッキングです。
フック(針)をバスの口に思いっきり引っかけましょう。
バスがワームに対してアクションをすると色んな感覚の「アタリ」を手元に感じます。
チョンチョンといったものやグイーっと引っ張られていく感覚、コツンコツンといったものなど様々です。
バスはワームを咥えるだけではなく、興味本位で突っついてきたりもします。
本来ならアタリを見極めてフッキングするものなのだと思いますが、初めはわかりづらいのでアタリがあったらとりあえずフッキングしていきましょう。
この時に重要なのが「一瞬待つ」です。
アタリがあった瞬間、慌てて即アワセしてしまいがちですが、そこは落ち着いて一瞬待ちましょう。
大抵の場合、バスがワームを喰っていたら「グイー」っというアタリと共にラインが走っていきます。
それを確認してから思いっきり合わせてみてください。
バス釣りのフッキングのコツは「一瞬待つ」です。
ランディング
出典:EXTRY
フッキングが決まったら最後はランディングです。
常にロッドが少ししなるくらいにテンションを保ちます。
そこまで大きくないバスならテンションを張った状態でゴリ巻きすれば大抵大丈夫です。
バスが大きくなればなるほど暴れて物陰に逃げ込もうとしたり、フックを外そうと抵抗してきます。
バスが逃げる方向とは逆にロッドを倒し、弱った隙を見てラインを巻いていき徐々に寄せていきましょう。
デカバスだった時の為に「タモ」と「メジャー」は用意しておいたほうがいいですね。
まとめ
以上がブラックバスの「最初の一匹の釣り方」になります。
仕掛けが凄く簡単で、釣り方もほとんどテクニックを必要としないにも関わらずこの釣り方の信頼度は抜群です。
後はバスが居る場所に投げる事と・・・あとは運ですね笑
釣れば釣るほど病みつきになり、奥が深いバス釣りなのでぜひ最初の一匹を釣り上げてその魅力を体感していってください。